Vol.7 面倒ですが
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調
ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます 今朝も早くから目が覚め いそいそとPCに向かっております さて 今回は一応分類です 嚥下という動作の間 食べ物の位置や動きなどで 期 相 といった 分類がなされております 左が古典的なものです これは障害発生のポイントを明確にし 正しい治療法を確立するためにも必要なのです ところで 右の図ですが これは アメリカ・ボルティモアのジョンズ・ポプキンス大学 の パーマー先生の提唱された嚥下中の食物移送モデルで 御覧のように 横からのレントゲンによる透視像です このレントゲンのことをVFといい 現在の摂食嚥下障害診断のゴールドスタンダードといわれてお ります 前置きが長くなりましたが この写真の凄いところは 咀嚼の最中にすでに 食塊の一部が 食道に向かい 喉の喉頭蓋付近まで達していることで つまり 古典モデルと異なり かなり連動した 連続性のある 運動であることが 証明されたことです このVFについては 機会がありましたらいずれ動画をアップい たしますが 面白いことに 『飲み込んで』と命令された場合と 自発的に飲み込んだ場合 では その運動パターンが違うことです つまり こんな精密な検査でも 使う人の理解・技量により まったく異なる結果が出てしまうんです もちろん検査時の姿勢による誤差はものすごいのですが では また次回 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿日:2007年8月6日 カテゴリー:お口の健康アドバイス