Vol.6 下働きならぬ舌働き
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調
ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます こんにちは 久々に寝坊しました 昨日は 警察歯科医会総会への出席のため 高崎へと参りました しかし びっくりしました 近い 大宮からたったの25分 恐るべし 新幹線 そして 車中で噂していた 高崎から毎日通勤している 戸田の大地主・マモちゃん先生に23年ぶりに偶然再会 びっくりしました わかるものなのですねー お互い太って 白髪もちらほら 時の流れを感じましたよ その後 お勉強した後 ご褒美に仲間と飲み会 まさに 調子に乗ってしまいました 撃沈 前説が長くなりましたが では 開講 前回は 舌と味覚についてお話いたしました 補足ですが 美味しくものを食べるためには 舌の清掃も大切なのです 舌の上の汚れ これを舌苔・ぜった い と呼ぶのですが これをブラシで取ることで 表面のセンサーも 働くわけです もちろん 歯磨きペーストは使わずにね では 機能・働きについて 1.豆腐などの柔らかい食べ物を上顎へ当てて潰す 2.咀嚼された食べ物を中央に集め食塊を作る 3.食塊を喉の奥に向かって送り込む などが 食べる機能として考えられます この二つ目の動きがグルーピングといって 左写真の右と中央写 真 そして 右写真の超音波エコー像にイメージがありますが つまり舌が中央にくぼみ・溝を作りながら 上下に運動するこ とで 結果として 唾液と混ぜられた食物が 食塊としてまとめらるる一連の働きのことなのです そして このまとめられた食塊が 3の働き 左写真の左 のような ウェービングといって 前後的に波打つ動きで 奥に送り込むわけです この動きによってお口の中の食塊がすすむスペースの容積が 小さくなり 送り込まれる際の 奥への圧力もアップさせてい るわけです 実に無駄のない 精密な器官ですね とても人間に作れるような代物ではありません この命大切にしなければね では 今回はここまで 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿日:2007年8月5日 カテゴリー:お口の健康アドバイス