ブログ|十条北区の歯医者 - 古瀬歯科医院

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ひさびさのVol.16 離乳は食の学習だ!!! 

ご愛読に感謝!、感謝!、感謝!

いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます

おはようございます

久々のお休み  昨晩はリラックスしすぎて

読書で夜更かし マッタリとしてしまいました

さて オペに忙しくおろそかにしてきた 講座の久々の開講です

本日のお題は  ズバリ 『離乳』

育児書などによると 生後半年ぐらいから初めて

概ね1才6ヶ月で完了といわれておりますが

では スタートの科学的な検証から参りましょう

子育てをされた方ならば記憶に残っていると思いますが

生後まもなくの赤ちゃんの 口の周りに指を当てて刺激すると

その方向に口を向けてまいります

これ 乳首を捜す反射で 『探索反射』と呼ばれております

また 指をお口の中に入れると 上下の歯のない顎の土手で

きつく噛みこんでまいりますが  これは

決して 噛んでいるのではなく

口の中に異物が入るのを阻止する動きなんです

これも 『咬反射』と呼ばれている動きです

このような 『反射』は原始反射と呼ばれ

生まれながらにもっているものなのです

そして 成長と共に 消失していくものなんです

そこで 離乳の開始時期ですが

皆さん上の原始反射から何か感じませんでしたか

そーです  『咬反射』があると スプーンで食べ物をあげても

噛んでしまって  先へ進まないんです

その『咬反射』が無くなり始める目安が

おおよそ 6ヶ月ぐらいなんです

だから その数字に左右されず  その子にあったタイミングが

大切なんですよ

その後 写真のように

以前お話した 唇 舌 の二大器官の 機能発達に伴い

食事の形態も だんだん 大人と同じような

普通食の形態に近づいてくるわけです

もちろん この先のありますが

それはいずれお話させていただきます

まとめとしては 子供の機能発達・獲得も個々にそのスピードが違うの

で 周りの状況に左右されず マイペースで進めることが大切です

そして この発達の階段を無理に駆け足で上がろうとすると

食べることの下手なお子さんになる危険もあります

ということで

本日は終了

ではでは

しつこいようですが

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投稿日:2007年10月11日  カテゴリー:お口の健康アドバイス