偽善の医療　困ったものですね

 見事に　現代の矛盾を論破されております

以前ベストセラーになった　　医療崩壊　　をさらに

一歩踏み込んで　　常識と言われるものの　空虚さ　を

はっきりと　　認識させてくれております

中でも　　患者さんを

さん　でお呼びするか　　様　でお呼びするかは　　なかなか

こんな時代に　プイプイ言わせている　　歯科の経営コンサルタントの一部には

様　　でしょう　　という方も多数

サービス業とはいえ　文章はともかく　口語では　小生は　　まったく　　受け入れられず

 いまだに　　さん　　ですが

関係は決して悪くありませんし　　ほのぼの　　のんびりと　働いておりますが

過日　患者さんのお一人のスーパー看護師さんに　この件をおたずねしたところ

仕事に自信と責任を持っているなら　　さん　でよし　とおっしゃっておりました

そして　そこにおまけで　　こうもおっしゃっておりました

様で呼ぶドクターに　碌な者はいないと

お一人のご意見とはいえ

その理由については　割愛いたしますが　全面的なバックアップとなる

内容でした

その後ふと思い出したのが

医は仁術　の　正式な解釈

陽明学の大家　　安岡正篤さんの　活眼活学に書いてあったと記憶しておりますが

この仁　　いかにも　　ボランティアのようなそんな印象が強いのですが

本来の意味は　金銭とは無関係で

誠心誠意　もてる技術のすべてを　精一杯　発揮するとこ　と断言しておりました

がんの告知　　セカンドオピニオンにしても

いたずらに　患者さんを混乱させ　　

医師と患者の信頼関係を損ねる　そんなマイナス面をしっかりととらえたうえで

しっかりと議論すべきものですよね

何でもかんでも　アメリカのまねでは

何とも情けないですし

とにかく　ご一読されることをお勧めいたします

さて　本日も本の虫　　のんびり過ごします