ハイサイ一日一生お天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます またまた早くから目が覚め いそいそとPCに向かっております 昨日は予定を無事消化し よせばいいのに 自宅で調子に乗って 冷酒『磯自慢』を飲みすぎ 喉が渇いて 早起きといった次第です 今日はもちろん 休肝日ですね さて 前回までのお話で 皆さん引っかかりませんか 何で 歯ブラシなのと? こんなに科学が進んだのだから 薬でうがいすりゃ いいんじゃない なーんて 考えちゃいますよね 結構そんな人多いんですよ 図は 虫歯と歯周病に関係する細菌の名前一覧ですが 虫歯菌は空気が好きで 歯周病菌は空気が嫌い こんな風にざっと覚えておいてください ただし 人間社会と同じで 細菌も 一人いえいえ単独で 生きてはいけません 集落・コロニーを作り 集団生活をしているのです その際に 一番外側に 薬などに抵抗するための膜・壁を 作っているんです だから うがいや薬では効果がないんですよ たとえると 図の台所の三角コーナー ここがヌメヌメしているのも大雑把に言って同じ状態です ここだって洗剤かけただけじゃ 綺麗になりませんよね やはり タワシやスポンジでゴシゴシしないと 場所や 構成する最近の種類は別として これはすべて 同じ バイオフィルム感染症と呼ばれるもの 極端な例ですが お分かりいただけたでしょうか したがって ご自分のこともそうですが 食べた後 『うがいしたからいいや』 『ガム噛んだから良いや』 『キシリトールだし』 こんなこといってた人いませんか? 今日からは大丈夫ですね!!! それから 看護師の皆さん よく口腔ケアについて 昔の考えで 口腔清拭といって ガーゼなどで拭くだけ これではだめなこともご理解いただけましたね 単純なことですが 口腔ケア 歯垢・プラーク は基本的に機械的刺激でしか清掃できない これポイントです その考えで 電動ブラシも考えればいいですし 今流行の 超音波ブラシは 結構有効ですよ ということで 今朝はここまで では また次回 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月10日 14:06お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます 久々の夜更かしです 今日は 自宅でiPodの手入れ SAMBAS DE ENREDO 2700 この 浅草サンバカーニバルご用達のCDを 新たに追加いたしました では本日も 開講 口腔ケアの目的は 1.細菌の除去 2.代謝産物の除去 3.口腔内への刺激 とくに3は大変重要でございます つまり 歯周病 や 虫歯への対応だけではなく お口への刺激の付与がひとつのポイントですね それからこの図ですが 如何に脳の機能の大部分が お口にからんでいるか そんなことからも逆説的に 口腔ケアにより 脳への刺激 つまり リハビリの一つになる可能性が示唆されます じつに 興味深いですねー では また次回 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月 9日 14:08お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます 今日は朝から旅の準備 そして 散髪 歯科医師会といった具合に ぼちぼちの予定です 意外にも お盆どきなのに仕事も忙しく 昨晩は 疲れからか睡魔に襲われ 尻切れトンボの日記になってしまいました さて では開講 人間長生きするだけでもすばらしいことですが その間にやりたいことをやったり 食べたいものを食べたりす ることが さらに重要になりますよね ある意味 チューブで沢山つながれて生きている100歳 と 毎日 好きなことをマイペースでしている90歳 を 比較すると どちらが 幸せでしょうか 一概には答えは出せませんが ある意味 好きなこと したいことを しながら生きる つまり 難しく言うと 自己実現 を達成できるか否か これも生きているうえでは 極めて重要ですよね そんなことから いままで 何年生きたか = 寿命 これに対して 健康に生きたか = 健康寿命 という 考え方が 生まれてまいりました それを早速 パクって 考え出されたのが 健口寿命です ただ 食べること 話すことなどの お口の機能のみならず 二枚の図にお示ししたとおり さまざまな身体機能や 外出と言った社会性まで 関連して いることが さまざまな研究から 明らかになっております では これにどう立ち向かうか もちろん口腔ケアも大切ですが それぞれが 親 神様からの授かり物の 歯を 若いうちから 『たかが一本』などと軽視せず 大切にすることから始まるような気がしております 昔の 国際学会のスローガンですが 『歯は命』 これは 芸能人だけの話ではありません では また次回 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月 9日 14:07お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます またまた早くから目が覚め いそいそとPCに向かっております 昨晩は WOWWOWでバルセロナの来日ツアーを観戦 やはり 調整段階 確かに上手いですが パスを前を向いて受け取り 加速する 攻撃 ゴール前での余裕の守備 これら以外は さほどでもありませんでした アンリもいまいちでしたし 残念なことに メッシ プジョル デコ マルケス エジミウソン ざつと これだけの主力は来日せず やはり ガチンコで一回見たいものです さて 本日からは 食事の前に 大切なポイントについて 何回かで お話させていただきます では 図に従って 口から食べられる(経口摂取の)条件 としては 1. 意識が(清明)はっきりしている これは結構大切です 生活のリズムが乱れ 食事中にウトウ トするようでは 安全な食事はできません 必ず しっかりと覚醒(目覚め)させてあげましょう その方法については いずれ 2. 食べる意欲がある 食欲だけではなく 意欲 ですよ 適度に動いて お腹がすいていることも大切ですが 一見して 不味そうなものや 嫌いなものは 当然食が進みま せん 食欲 意欲を引き出す おいしそうな食事の提供も大 切なポイントです 3. お口の中が清潔である 口腔ケアは必須ですよ 今後詳しく 解説します 4. 唾液をゴックンと飲んでいる 嚥下反射の有無ですが この評価法 RSST 水のみテスト についても いずれ解説いたします 5. 咳や痰が少ない 咳をすることで かなりの体力を消耗します それだけではなく 誤嚥のリスクもあがることから注意が必要 です 6. 肺炎を起こしていない 5と同じことと すでに 誤嚥に起因する肺炎 誤嚥性肺炎を起こしている場合には その治療を優先させ それから 評価したうえで経口摂取をはじめることが必要です 健康 健常な方ならこれまでお話した条件は 当然のごとく クリアしていますが それでも 口腔ケアが不十分なだけでかなりのリスクがあがり ます 数字的にはお示しできませんが 私のかかわっている施設では 口腔ケアの指導後 全職員が真 剣に取り組んでくれた結果 発熱 肺炎の発生が極めて少なく なったようです ほかに 冬場のインフルエンザの予防としても有効であるとい うデーターがございます そんなわけで 少し 口腔ケアについて 次回からお話をした いと思います では また次回 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月 8日 14:09お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます 今朝も早くから目が覚め いそいそとPCに向かっております さて 今回は一応分類です 嚥下という動作の間 食べ物の位置や動きなどで 期 相 といった 分類がなされております 左が古典的なものです これは障害発生のポイントを明確にし 正しい治療法を確立するためにも必要なのです ところで 右の図ですが これは アメリカ・ボルティモアのジョンズ・ポプキンス大学 の パーマー先生の提唱された嚥下中の食物移送モデルで 御覧のように 横からのレントゲンによる透視像です このレントゲンのことをVFといい 現在の摂食嚥下障害診断のゴールドスタンダードといわれてお ります 前置きが長くなりましたが この写真の凄いところは 咀嚼の最中にすでに 食塊の一部が 食道に向かい 喉の喉頭蓋付近まで達していることで つまり 古典モデルと異なり かなり連動した 連続性のある 運動であることが 証明されたことです このVFについては 機会がありましたらいずれ動画をアップい たしますが 面白いことに 『飲み込んで』と命令された場合と 自発的に飲み込んだ場合 では その運動パターンが違うことです つまり こんな精密な検査でも 使う人の理解・技量により まったく異なる結果が出てしまうんです もちろん検査時の姿勢による誤差はものすごいのですが では また次回 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月 6日 14:10お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます こんにちは 久々に寝坊しました 昨日は 警察歯科医会総会への出席のため 高崎へと参りました しかし びっくりしました 近い 大宮からたったの25分 恐るべし 新幹線 そして 車中で噂していた 高崎から毎日通勤している 戸田の大地主・マモちゃん先生に23年ぶりに偶然再会 びっくりしました わかるものなのですねー お互い太って 白髪もちらほら 時の流れを感じましたよ その後 お勉強した後 ご褒美に仲間と飲み会 まさに 調子に乗ってしまいました 撃沈 前説が長くなりましたが では 開講 前回は 舌と味覚についてお話いたしました 補足ですが 美味しくものを食べるためには 舌の清掃も大切なのです 舌の上の汚れ これを舌苔・ぜった い と呼ぶのですが これをブラシで取ることで 表面のセンサーも 働くわけです もちろん 歯磨きペーストは使わずにね では 機能・働きについて 1.豆腐などの柔らかい食べ物を上顎へ当てて潰す 2.咀嚼された食べ物を中央に集め食塊を作る 3.食塊を喉の奥に向かって送り込む などが 食べる機能として考えられます この二つ目の動きがグルーピングといって 左写真の右と中央写 真 そして 右写真の超音波エコー像にイメージがありますが つまり舌が中央にくぼみ・溝を作りながら 上下に運動するこ とで 結果として 唾液と混ぜられた食物が 食塊としてまとめらるる一連の働きのことなのです そして このまとめられた食塊が 3の働き 左写真の左 のような ウェービングといって 前後的に波打つ動きで 奥に送り込むわけです この動きによってお口の中の食塊がすすむスペースの容積が 小さくなり 送り込まれる際の 奥への圧力もアップさせてい るわけです 実に無駄のない 精密な器官ですね とても人間に作れるような代物ではありません この命大切にしなければね では 今回はここまで 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月 5日 14:12お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます 今朝も早くから目が覚め いそいそとPCに向かっております 昨晩は 友人たちと チャンコ屋さんへ おいしく楽しく過ごしました 本日は 午後は休診 サッカーではなく 高崎まで 警察歯科医会の学術大会へと 参加してまいります では 開講 舌は筋肉の集合体です 舌を一言でたとえると 『口の中の手』といえるでしょう 写真の矢状断面図を見ていただいても あらゆる方向に 筋肉が走っているのがお解かりになると思い ます このいろいろな方向に走っている筋肉が 共同作業をするため 手のような巧みな動きが 可能となるわけです この筋肉の集まり 舌はだからこそ 焼肉屋さんでの 人気メニュー 『タン塩』となるわけです コリコリ うまうま 働き・特に運動機能については 次回少し詳しく解説するとし て 今日はもうひとつの働き 味覚について お話いたします 味覚といえば 甘味 塩味 苦味 酸味 うま味 この五つがありますが 特に かつお・昆布だし 文化の日本 グルタミン酸 イノシン酸 これらの だし文化 うま味 は 日本発の 味覚なんですよ この味を感じるのが 主に 舌の表面にあるセンサー 別名 味蕾・みらい です 舌の場所により図のように それぞれ味を感じる場所が違って おります では これを利用した 口から食べるための テクニック紹介 久しぶりに口から食べるためには 嚥下・飲み込む 機能を 活発にしてあげなければなりません 十分な口腔ケアの後 ご自分のつば を飲むことで リハビリの一つになりますが 残念ながら 唾液・つば が十分出なかったり 舌の動きが 悪い場合があります そんな時 舌の前方が甘味を感じることを利用して 下唇の内側で飴などをこすり お口の中へ甘味刺激を 入れてあげることで 舌も動き 結果 唾液・つば も 分泌されてくるわけです 同じような方で 口から食べるための準備・経口摂取準備期 のトレーニングに用いる際の食材として 好き嫌いは別にして 生理学的には 酸味をもったものが 嚥下・飲み込みの機能を引き出しやすいことが 研究から解っております そこで ヨーグルトを上手に使うことも 一つの考えになってまいります では 今回はここまで 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月 4日 14:13お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます こんにちは 土砂降りのあと 快晴 蒸し暑い一日でした 九州・四国は台風でお気の毒ですね 被害のないことをお祈り申し上げます さて 自動ドア取替え工事の立会いも終わり また 安全面がアップいたしました ほっと一息といったところです では 開講 今回は唇の賢さに スポットをあわせてみましょう 唇の働きというと どんなことが思いつきますか ・キスをする愛情表現としての働き ・言葉の発声や口笛などの働き ・物を咥える道具としての働き ・物を確かめるセンサーとしての働き ・食べ物を取り込む働き ほかにも細かいものはありますが ざっとこんなところでし ょうか 今回は 最後の二つ ・物を確かめるセンサーとしての働き ・食べ物を取り込む働き について お話させていただきましょう と ここでいきなり実験 まず お口につばをためてゴックンと飲み込んでみましょう では続いて 口をあけたまま 溜まったつばを 飲み込んでみましょう いかがですか? 口をあけたままでは うまく飲み込めないでしょう? そーなんです 基本的に食べる動作 とくに お口の動作 このスイッチのような働きを持っているのが 唇なんです 専門用語で 上唇が じょうしん 下唇が かしん といいます つまり この唇が閉じることで 食べ物をこぼさないように働 くだけではなく のどの奥のほうへ 圧力がかかり これによって 食物が送り込まれるわけです つまり 流れてゆく訳ではないのです ここ大事です そして その前提として ・食べ物の温度を感じる ・食べ物の硬さなどの物性を感じる ・食べ物の大きさを感じる 以上のようなセンサーとしての働きがあり これにより お口の中での食べ物の処理について 豆腐は噛まない せんべいは噛むなどと それぞれ 的確に判断しているわけなんです つまり 現場の司令塔ですね では そんなことを踏まえて 食事介助(食事を食べるお手伝い)について考察すると ・しっかり唇で食べ物を取り込ませる このことが大変重要に成ってきます 間違っても 口を開かせて 中へ放り込むことは 危険かつ残酷な仕打ちとなります また スプーンなどを用いて介助する場合 高い位置から 行うと視線が見下ろすようになり 好ましくないといわれておりますが それ以上に 食べ物を取り込む際に 首が後に反った状態とな り 結果として ムセ安い姿勢を作り出してしまうことにも 注意する必要があります 摂食機能療法といえば 「唇に始まり 唇に終わる」といったぐらい 重要なポイントなんです 以上 唇の大切さについて書き連ねましたが 解り難いこともありますので どうぞ遠慮なくご質問くださいね ではまた |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月 2日 14:14お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます 今朝も早くから目が覚め いそいそとPCに向かっております 今宵は サンフレッチェ広島戦のため 埼スタへ参ります ここからが勝負 選手もそろってまいりました 久々のホーム圧勝を見たいも のです では 本題へ 初回から 頻繁に登場している 『誤嚥』について 文字そのまんま 誤った嚥下 すなわち お口から食道を通って胃までの正しい嚥下が行われなかったこ となんです 左の図 が正常例です 口で取り込まれた食物が 口の中で咀嚼や唾液との混合により 飲み込みやすいように食物の形態などに応じて処理され食塊と なり 咽頭 喉頭と 進んでまいります ここで 皆さんつばを飲み込んでみてください その上で観察ですが 喉仏の辺りに指を置くと つばを飲んだとき 上への動きを感じませんか? あったでしょう これが 喉頭挙上 すなわち 喉頭蓋という 靴べらのような 形をしたものが 舌骨の前上方への移動により 気道(管)を 閉鎖し 安全に食べ物を食道へ送ってる まさに 正常な 嚥下反射なんです このときに何らかの原因で この動きが出なかった場合 軽ければ ムセて咳き込みますし 最悪の場合 食べ物や細 菌が気道をとおり肺へ運ばれるわけです もちろん咳き込むなどの防御で守られておりますが この嚥下反射 反射というだけありまして 咽頭部後壁や奥舌辺りへの刺激により 誘発されるようです ただ 前回もお話しましたように この反射そのもののみなら ず 見て 箸などでとって 唇で捕食して といった 一連の動きの中で起こってくるものなので そのどこかに問題があった場合でも タイミングのずれにより 誤嚥が発生するのです 難しいですね ところで さっきのつばのみ実験ですが もうひとつ 面白いことがわかります なんでしょうか? そーです 飲み込む瞬間に 歯と歯が当たり噛みあっている でしょう これ意外と気づいてないんですよ このかみ合わせることも先ほどの喉頭挙上を支える大きな要素 なんです つまり歯が無くなりそのままだと 飲み込みが悪くなるという ことです では 本日はここまで お仕事・勉強 がんばりましょうね |
投稿者: mediwill 日時: 2007年8月 1日 14:16お口の健康アドバイス(85)| コメント (0)
ハイサイお天道様ありがとう 今日も絶好調 ご愛読に感謝!、感謝!、感謝! いつもツイている狂気と無頼の男ノブでございます おはようございます 7月も最後の一日です あっという間の7ヶ月 早いですねー 今日も悔いなく生きなければ などと思いにふけるのでした 一日一生です さて 自然界で唯一 言葉をもっことのできた 裸の猿 こと 人間 皮肉なことに このことが招いたリスクもあるのです のどの部分 専門用語で 咽頭部 この真ん中が長く延びるように 発達したため ここで音を作ることができるようになり 結果として 言葉を獲得したのです 写真の ゴリラと優ちゃんの のどの部分を比べてみてくださ い わかりますよね でもこのために 呼吸と嚥下(飲み込み) この二つの機能が 同じ場所を共有する形となり 結果として ムセる すなわち 今 介護の世界で問題になっている 誤嚥 この問題が発生したのです 勿論 脳性麻痺や精神遅滞の小児においても 機能獲得が十分に行われなかった場合同様の問題が発生します この誤嚥 厄介なのは 時に ムセ(不顕性誤嚥・サイレンとアスピレーション)を伴わ ないものもあるため 数日以上続く 発熱や 原因不明の体 重減少 ぐらいしか 症状も出てこないんですよ そして 誤嚥が原因となり 誤嚥性肺炎という 肺炎が発生するわけです 勿論その予防は 誤嚥させないことと 十分なお口の手入れ すなわち 口腔ケア が中心となります ところで この誤嚥 いつ発生しやすいと思いますか 答えは 一口目なんです したがって 食後に歯を磨こう といった 健康な人への指導とやや異なり 食前の口腔ケアも大変重要になってまいります つまり食前のウォーミングアップの側面もあるわけなんです さて 予断ですが 嚥下機能を考える上で 人間にも この写真のゴリラに近い機能を持った方々がいらっ しゃるのですが ご存知ですか そーです 身体の発達が進んでいない 乳児なんです だから若干の相違はあるものの つつけざまに 明らかな息継ぎも無く(実際はしているのですが) おっぱいを飲み続けられるわけなんです 実に不思議 皮肉な 問題ですね では 続きは次回 お疲れ様でした |
投稿者: mediwill 日時: 2007年7月31日 14:17お口の健康アドバイス(85)| コメント (0) 前の10件 1 2 3 4 5 6 7 8 9 次の10件